アメリカ研修

ようやく海外渡航が自由にできるようになりました。

幼児期から通い始めてくれた生徒さんが、新潟高校2年生になり、学校の海外研修に行ってきました。

行き先は、アメリカ ボストンのハーバード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)などです。

そのワクワク、ドキドキの海外体験を、海外研修に興味がある生徒さんにZoomでお話ししていただきました。

参加者は、小学5,6年生、中学生です。将来、新潟高校に進学や海外に行くことに興味を持っている生徒さんたちです。

 

-Q: Rさんは、ALOHA英会話に幼児期から通い始めてくれています。

週1回40分のレッスンから始めて、小学4年生くらいから90分に変更してレッスンを受けていました。

中学2年生の時に英検2級に合格し、現在は、英検準1級を勉強しています。

今年、初のアメリカ研修に行ってこられました。

ーA: こんばんは。Rです。今日は、よろしくお願いします。

-Q:現在の世の中の状況が、Google earthなどで瞬時に海外の街の画像にアクセスできて、海外に行った感じを味わえます。

また、オンラインで海外の人とも簡単に繋がれます。海外の大学の授業もオンラインで受講できます。

そして、ここ数年間、コロナ禍で海外研修が中止されていました。

このような時代に、海外研修に行ってみてどうでしたか?

ーA:はじめは、海外に憧れがあったから行ってみたいと思って応募しました。

ただ、実際に行くと決まった後は、大丈夫か不安になって、やっぱり行きたくないな~と思た時期もありました。

―Q:事前にどんな準備をしましたか?

―A: ホームステイ用の会話集を、先生から借りて持っていきました。

ーQ: どうだった?使えたかな?

―A: 結局、お守りのような感じになり、使えませんでした。

ーQ: そうだよね。実際、会話しているときは使えないよね。

日本にいる時に、ある程度、勉強しておくことが大切だね。

どんなに勉強しておいても、始めは思うように、なかなか話せないけど、

―Q: 現地の大学の英語のレッスンは どのようにクラス分けをしたのですか?

―A: 筆記試験を受けて、クラス分けをしました。

ーQ:どんなレッスンだった? 

-A: ウオーミングアップをした後は、私のクラスは、社会課題について解決策をみんなで考えて、その内容を最後プレゼンしました。

―Q: 他の国の人は、どんな様子だった?

―A: 私も含め、日本人の生徒は、ぜんぜん話さないかんじで、中国の生徒さんは、すごく英語が上手で

発言も積極的でした。何か、負けてるな~と思いました。授業は、受け身の授業ではなかったです。

―Q: ハーバード大学やMITの方から話を聞いてどうでしたか?

―A: ハーバード大学の方からは、言語を学ぶとき、単語や文法だけを学ぶのではなく、その言語を使っている国の歴史や文化などを一緒に学んでいくと、本当に使える言葉になると思います。と言われたのが印象に残っています。

例えば、ボストンでは、ボストン茶会事件があったり、独立宣言がされた場所だということも一緒に学ぶといい、と言ったりかんじです。

ーQ:なるほど。言葉を通して、その国の背景まで学んでいったら、こんなすごい人がいたんだなど、新しい発見がいろいろあり、また、言語の学習が、歴史や地理など他の科目につながりますね。その方が、興味をもって勉強できそうだね。

―Q: 自由行動は、どこに行ったの?

―A: フェンウェイパークという野球場に行って野球観戦をしました。

俄か、野球ファンなのであまりルールはわからないのですが、ホームランを打った時の観客の喜び方や応援の一体感が、ザ・アメリカという感じで

すごく楽しかったです。あと、目的の場所に行くまで、グループの人とずっと話していて楽しかったです。

あと、ボストン博物館に行きました。すごく広くて、体験しながら学べる施設で、もっと早くここに来たかったなあ、と思いました。

ここで体験しながら勉強したら、もっと勉強が好きになっていただろうな、と思いました。

ーQ: 体験を通して学ぶと、理解も楽しさ倍増なんだね。

―Q: アメリカの食べ物はどうでした?

―A: ロブスターや、クラムチャウダーを食べました。シーフードがたくさん取れるそうです。

―Q: 今、1ドル140円くらいだから高かったでしょ?

―A: はい、3000-4000円くらいしました。すごく高かったです。でも、せっかく来たのだから食べよう!と思いました。

ーQ: 日本と海外の違いを経験して、どうでした?

―A: 研修始めは、日本はどこに行っても、きれい(衛生面で)で、店員や人のサービスが素晴らしんだ!と痛感しました。

―Q: 日本人には、おもてなしの心や、お客様は神様です的な文化があるのかもね。アメリカは、チップを渡さないとね。

―Q: 帰るころは、どうでした?

ーA: アメリカについたばかりの時は、日本に帰りたいと思っていました。でも、現地でのルーチーンができてきて、いろいろ経験した後は、帰りたくないなあ~、また、来たいなー。と気持ちが変わりました。引率の先生にも、「これで終わりではないよ。こんどは、自分で来るんだよ。」と、どの活動も途中で終わっている感じがしました。是非、次回は、もっと話せるようにリベンジしたいです。

―Q: この経験を通して、これからどんな事をしていきたいですか?

ーA:英語の勉強をもっと頑張ること。 今は、ワーキングホリデーに興味があります。現地で、働く経験をしてみたいです。

―Q: 大学受験については?

―A: 海外の大学も視野に入れることができると思いました。

行ってみたら、何とかなる。ような気がします!

ーQ: 今日は、ありがとうございました!

このあと、参加者から質問を受けで、ざっくばらんに答えていただきました。

きっと、海外への興味をあらためて持ってくれた参加者は多かったと思います。

ALOHA英会話を始めた時の目標で、細く長く成長を見ていき、いつか、海外の大学に行くような生徒さんが出てくるといいな。と

思っていました。私の夢も、また一つ実現しました。Rさん、ありがとう!

話を聞いていて、リモートで簡単に人につながれたり、海外の情報を入手できる時代だけど、

Rさんが、顔を輝かせながら話す箇所は、「こんな大変なことがありました!でも、なんとかなりました!」「野球場の応援の一体感がすごいです!」

「目的地へ行くまで、ずっとメンバーと話していました」など、現地の空気感、メンバーとの関わり、大変なことを乗り越えた時でした。

もちろん、こんなにたくましく楽しめたのは、Rさんが日本で英語の基礎を身に着けていたこともあると思います。

さらなる飛躍を期待しています!!